一人暮らしで風邪を引いた時はどうするべき?
一人暮らしは誰からも干渉されない自由さが魅力ですが、風邪を引いて寝込んだ時は誰も看病してくれないので心細い思いをした経験がある人も多いのではないでしょうか?
軽い風邪でひと晩寝れば回復するようならまだいいのですが、夜中に熱が出たり、具合が悪くなったりすると心細いことこの上ありません。
こういう時知っている対策をしますが、実は意外とNGが多いのはあまり知られていません。
一人暮らしで風邪を引いた時に、やってはいけないNGなことを紹介します。
風邪薬の飲みすぎに注意
風邪を引いたらとりあえず風邪薬を飲んで寝ればいい、と思われがちです。
確かにこれで回復することもありますが、風邪を飲みすぎるのはNGとなってしまいます。
風邪には特効薬は存在しませんので、風邪薬というのは、鼻水や咳などの辛い症状を緩和する対処療法になります。
>>風邪を治す正しい治療法とは
風邪の原因はウイルスですが、風邪薬にはウイルスを退治する効果はありません。
薬を飲めば鼻水や咳は抑えられますが、悪いものを出そうとする体の反応を無理に抑えてしまうのもよくありません。
汗をたくさんかくのはNG
風邪を引いた時はたくさん汗をかくと早く治る、と思われています。
しかしこれはNGです。
熱がある時は体が熱いのに寒気がします。
一見矛盾していますが、汗を書くのは体の熱を逃がそうとする工程で起こる自然現象ですから、汗をたくさんかくほど体を冷やしてしまいます。
熱がある時は、汗をかかない程度に厚着をして暖かくしてゆっくり休養するのがおすすめです。
熱がある時のお風呂は、一時的に温まりますが湯冷めすると体が冷え悪化する可能性があるので、熱が下がってから入るようにします。
汗をかいた状態でそのまま放置してしまうと、パジャマや下着が湿っているので体が冷えます。
そのため、汗をかいた時は汗を拭き取り、すぐに着替えましょう。
オデコを冷やしても意味がない
熱がある時はおでこに氷のうや冷たいタオルを起きます。
実はこれもNGとなります。
高熱の時は体を冷やす必要がありますが、冷やすならおでこではなく首の後ろか脇の下です。
この方が効率よく冷やせますし。
ただし冷えすぎると、体が冷えるので15分ほど冷やしたら一度休憩して、皮膚の温度が戻ったら再び冷やすというように、楽になるまで繰り返しましょう。
民間療法を信用しすぎない
子供の頃におばあちゃんやお母さんがやってくれた、卵酒を作って飲むという人も多いと思います。
風邪を引いた時に体を温めるのはいいのですが、アルコールは利尿作用があり脱水を起こしやすいですし、アルコールが免疫力を下げるのでNGとなります。
ビタミンCには風邪予防効果も期待できますが、風邪を引いてから飲んでもあまり意味がありません。