一人暮らしの火災対策

一人暮らしの火災対策基礎知識

一人暮らしをしていて火事に遭った時、恐怖心が勝ってしまい冷静に行動出来る人は少ないでしょう。
しかし命の危険にさらされる可能性がある以上、火災対策について知っておくことは大切です。

火事にもいろいろな理由がありますが、自分が火元にならないよう日頃から注意しましょう。
万一火を出してしまった場合は、早い段階で消化できれば大事にいたりません。
安全のため部屋に消化器を置いておくか、廊下などに消化器がある場合は場所を覚えておき、すぐ取りに行けるようにしておきます。
今はスプレー式の消化器もあるので、とっさの時も簡単に使えるタイプは便利です。

もしも火事が起きたらどうすればいい?

自分が注意していても、火事が起きてしまえばそのままにはしておけません。
まずは消化器などで初期消火をして、119番に通報しましょう。

一人暮らしでお隣と交流がない場合、自分でなんとかしようとする傾向があります。
しかし一刻を争うこともあるので、となりの人にはすぐに知らせておきましょう。
非常ベルがある場合は、それを鳴らすのもありです。

高層階の場合エレベーターを使うと早く避難出来るイメージですが、エレベーターは使わず階段を使います。
煙が出ている場合は、ハンカチやタオル、なければ衣類で口を押さえ煙を吸い込まないよう屈んで逃げます。

火災保険の重要性

アパートやマンションを借りる時は、建物の責任は自分にないと考えます。
しかし賃貸物件で自分にミスがあり火事を起こした場合は、オーナーに損害賠償請求されるので知らないでは済まされません。
自分は火事など起こさないと思っていても、100%とは言い切れないので、火災保険に加入しておくことをおすすめします。

しかし火災保険ならなんでもOKではありません。
補償内容によっては、保険ではカバーしきれないこともあるので、必ず内容を確認しておきます。
賃貸物件の場合は、借家人賠償責任担保特約をつけておくと、自分に原因があっても補償してもらえます。

オーナーによっては、入居時に火災保険への加入を条件にしているところもあります。
条件になくても、いざという時に備えて火災保険には加入しておくことをおすすめします。

犬や猫など動物を飼っている人は特に注意

当たり前ですが、犬や猫などの動物を飼っている人は、特に火事には気を付けましょう。一緒に家に居る際であれば飼い主が連れて逃げることが出来ます。しかし家を空けている時に火事が起きてしまうと動物達は自分たちで逃げることが出来ません。そうしたことを避けるためにも、火事といった防げる事故は絶対に起こさないように予防を徹底しましょう。

また、緊急時のために犬や猫が通れる避難場所をつくるというのも最適です。ちなみにドーベルマンを飼っている友人は、万が一にそなえて様々な工夫をしていますし、ペット保険にも加入しています。保険に入るメリットについてはこちらで詳しく書かれているので参考にしてみてください。(→ドーベルマンの保険について

火事に遭った時・火事を起こしてしまった時

自分に原因があって、となりの部屋まで消失してしまった場合、弁償責任はどうなるのでしょうか?
アパートやマンションのオーナーへの賠償責任はありますが、隣人への賠償責任はありません。
しかし隣人にとっては、自分に非はないのに安全な暮らしを脅かされ、挙句大切な家具や日用品などが全て燃えてしまったらそのままでは済まさないと考えるでしょう。
この場合は話し合いになりますが、義務はなくても何らかの対処はすることになります。

これは自分に非がなく、隣人が火元になった場合も同じです。
そうならないよう、日頃から火の扱いには十分注意が必要です。