引っ越し業者とのトラブル時に

引越し業者とのトラブル

引越し業者を決める場合、事前に口コミサイトや人気ランキングをチェックして決めるのが一般的です。
比較するのは多いほど違いがよくわかるので、自分が納得して選べるのがメリットです。
しかし納得して選んだはずの引越し業者とトラブルになるケースは決して少なくないのです。
これにはいくつか理由もありますが、業者を決める時に何らかの見落としがあると、後々トラブルに発展するケースが多いです。

信頼できると思い引越しを依頼したのに、トラブルが起きるとショックですし腹立たしくもあります。
つい感情的になってしまいますが、引越し業者とのトラブルが起きた場合は冷静に対処するのがポイントです。
引越し業者とトラブルになった時の対処法などを紹介します。

引越しトラブルの対処法

トラブルにもいろいろなケースがありますが、一番多いのが荷物の破損です。
梱包から開梱まで業者に依頼すれば、このようなトラブルは起こりにくいですし、万一荷物が破損していた場合は、明らかに業者のミスですからきちんと対応してくれます。
しかし自分で梱包と開梱をする場合、運搬途中でダンボールを落とし、中に入っているお皿が割れた場合、それを証明するのが難しいためトラブルに発展しやすいのです。

引越し後すぐに荷物を開梱すれば気づくのも早いのですが、だいぶ時間が経ってから開梱し、お皿が割れていたのに気づいても、それを引越し業者のミスと証明するのがさらに難しくなります。
この場合とりあえず、引越し業者に連絡を入れ荷物が破損していたことを伝えますが、大抵の場合は、担当者不在や部署が違うという理由で電話をたらい回しにされます。

ここでポイントとなるのが、荷物に関する契約内容です。
契約内容に荷物引渡しから何ヶ月以内の通知なら対処する、とあった場合その期間内であれば引越し業者には対応する義務があります。
これを過ぎてから気づいても対応してもらえない可能性の方が高くなりますから、荷物は早めに確認しておきましょう。
保証期間内なら、電話をたらい回しにされても泣き寝入りせず、根気よく連絡をし続けます。

引越し業者の対応が悪い時どうしたらいい?

根気よく連絡をし続けても、残念ながら親身になって対応してくれる引越し業者はあまり多くありません。
何度電話をしてもなかなか繋がらず、たらい回しにされるので泣き寝入りしてしまう傾向があります。
しかし業者に対応する義務がある以上何か対策をとらなければいけません。

業者の対応が悪い場合は、ひっこし110番や消費者センター、国土交通省や地方運輸局に相談してみましょう。
専門家がアドバイスをくれるので、解決できることがあります。