部屋探し – 内見をする時のポイント

内見の基礎知識

内見というのは、希望する物件まで足を運び、実際に部屋を見ることです。
物件情報だけではわからないこともたくさんあります。
ネットや広告で見て間取りや家賃が気に入っていても、実際に部屋を見てやっぱり気に入らないということもあります。
部屋を見てから契約するかどうか決めるのは、とても重要です。

不動産屋が扱う物件は、入居者が決まるまで鍵をかけておきます。
内見予約をせず、直接物件を見に行っても鍵が閉まっていて中には入れません。

内見をしたい場合は、事前に不動産屋に問い合わせをして内見する日を決めておきます。
内見予約で決めた日に、不動産屋に出向き鍵を受け取り部屋に入れるという仕組みです。
不動産屋のスタッフが立ち会う場合は、一緒に行き鍵を開けてもらいます。

内見は1回に1件とは限りません。
希望する物件が複数ある場合は、何件かまとめて内見できます。
ただし1回の内見で1時間位時間をとりますし、ほかの物件との距離がある場合は移動にも時間がかかるので、1日でできる件数は異なります。
平均では1日に3件から4件の内見が可能となっています。

内見の流れと必需品

実際に部屋を見に行き内見は、物件まで不動産屋が連れて行ってくれることもありますし、不動産屋で鍵をもらい、自分で行く場合があります。
どういう仕組みになっているかは不動産屋によって違うので、事前の確認が必要です。
少し離れている場合は、不動産屋が車で送迎をしてくれますが、駅まで徒歩で行く場合は実際に歩いてどのくらい時間がかかるかなどもチェックしておくと安心です。

内見する時にいくつか持っていきたい物があります。
ひとつはカメラですが、撮影はスマホでもできるからどちらでも構いません。
前に住んでいた人が床や壁に傷をつけていた場合、内見で写真を撮っておけば証拠になります。
もう一つはメジャーです。
スペースを測っておくことで、今使っている家具が置けるかどうかわかりますし、新しく家具を買う場合も寸法がわかっていればそれに合わせて選べます。

内見でチェックしておきたいポイント

内見ではいくつかチェックしておきたいことがあります。
実際に部屋を見ておくことで、いろいろなことが見えてきます。
新築なら綺麗な状態ですから、汚れているところはありませんが、以前にほかの人が住んでいた場合、水回りが綺麗に掃除されているかどうか、カビ等が生えていないかなどもチェックしておきます。

物件による違いもありますが、壁が薄いと隣の部屋の声や生活音が筒抜けになってしまいます。
これは自分の音が筒抜けになっているので、生活音などもチェックしておきたいところです。
平日の昼間では留守にしている家も多いから、できれば隣人がいる時間にもう一度チェックさせてもらいましょう。
日当たりも時間により変わるので、要チェックです。